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小屋の本
-霧のまち亀岡からみる風景-
何気ない農風景に佇む小さな巨人「農機具小屋」の魅力を伝える名著
蒐集家の辰巳雄基が中心となって手がけた「小屋の本-霧のまち亀岡からみる風景-」。この本は農機具小屋が建築界において道具界の民具と同じような立ち位置にあり、使い手、作り手、の文脈や自由な個性がその素材や形、装飾、機能に色濃く表れていることに気づかせてくれた。この本は間違いなく民具BANKの小屋プロジェクトのきっかけとなった一冊と言える。
「小屋の本」霧のまち亀岡からみる風景 京都府中西部に位置する亀岡は晩秋から早春にかけて深い霧が発生する。 そんな霧のまち亀岡の風景を象徴する「農機具小屋」をリサーチした本が完成。 立地、構造、素材の経年劣化、工夫、生活感、、小屋にはそれぞれの表情と営みがあります。 地元・アート・建築・コミュニティの目線を持ったリサーチチームで巡った300以上の小屋の中から見応えのあるものを厳選し、著者それぞれの視点で小屋の魅力を紹介します。 ※開いて立てると一寸勾配の切妻型の小屋になります。
- 発行日:2020年6月8日
- 仕様:四六判 128ページ
- 言語:日本語
- 著者:辰巳雄基 ・ヤマサキエイスケ ・安川雄基・冨吉美穂(合同会社アトリエカフエ)
- 発行所:一般社団法人 きりぶえ
- デザイン:宗幸(UMMM)
- 協力:かめおか霧の芸術祭実行委員会
- 価格:1800円+税
- ISBN:978-4-600-00484-2